精神科訪問看護
とは?

「精神科訪問看護って、そもそもどんなことをしてくれるの?」
初めて耳にする方は、そんなふうに思われるかもしれません。
私たちスケッチは、こころに不安を抱える方のご自宅へ伺い、安心して“その人らしく”暮らしていけるようお手伝いする訪問看護ステーションです。
病院のように管理するのではなく、住み慣れた場所で、その人のペースに合わせて寄り添うことを大切にしています。
「誰かがそばにいてくれる」
その安心感を、私たちの看護で届けたいと考えています。
私たちが
できること

01.
お困りごとや不安な
気持ちのご相談
ちょっとした体調のこと、気分の落ち込み、人間関係の悩みなど、
「誰かに聞いてほしい」「どうしていいかわからない」
そんなときに、お話を伺うところから始めています。
必要があれば、他の支援機関と一緒に対応することもあります。

02.
精神状態の観察
調子がいい日もあれば、そうじゃない日もありますよね。
表情や声のトーン、ちょっとしたしぐさから、私たちはその変化を見守っています。
早めに気づけることで、大きく崩れる前に支えることができます。

03.
お薬についての
ご相談・サポート
「副作用がつらい」「薬が合わない気がする」「飲み忘れてしまう」
そんなお悩みをお持ちの方は、たくさんいらっしゃいます。
どうすれば安心してお薬と付き合っていけるのか、
一緒に考えるのが私たちのスタンスです。
利用者さんの体質や生活状況を丁寧に伺いながら、
必要に応じてお薬の効果や副作用、管理方法などについての
説明・ご提案を行っていきます。

04.
人づきあいに関する
ご相談
「人とうまく関われない」「会話が続かない」「外に出るのがこわい」
そんな悩みを抱えていらっしゃる方は、とても多いです。
精神疾患や障がいのある方にとって、人間関係はときに大きな壁になり、孤独や不安につながってしまうことがあります。
精神科訪問看護では、そうした思いや状況を丁寧に伺い、ご本人のペースに合わせながら、コミュニケーションの練習や、
「こう言ってみようかな」
「このときはこうしてみよう」
という日常の対処法を一緒に考えていきます。
無理なく、ゆっくり。
「関わることへの自信」が少しずつ育っていくよう、お手伝いをしています。

05.
引きこもり支援
「外に出たい気持ちはあるけれど、どうしても一歩が踏み出せない」
「家族として何かしたいけれど、どう関わっていいのかわからない」
そんな思いを抱えて、悩まれているご本人やご家族は少なくありません。
近年、社会的にも問題となっている「引きこもり」ですが、その背景には、潜在的に精神疾患や障がいを持ち、医療や福祉につなげられていない現状が多くなっています。
私たちは、そうした“生きづらさ”に寄り添いながら、まずは信頼関係を築くところから始め、ご本人のペースに合わせて一歩一歩サポートしていきます。
必要に応じて、地域の支援機関や医療・福祉の関係者と連携しながら、孤立からの脱却、そして自立への道を一緒に描いていけるようお手伝いしています。

06.
ご本人・ご家族の
負担を
減らす
仕組みのご案内
「訪問看護を使いたいけれど、費用が心配…」
「支援が必要だけれど、どんな制度があるのかわからない」
そんな声に、私たちはよく出会います。
社会資源とは、ざっくり言えば「人・物・お金」──
生活や療養を支えるために、上手に活用できる仕組みのことです。
特に、経済的な負担を減らせる制度はとても大切です。
自立支援医療や障害福祉サービス、生活保護制度など、利用者さんやご家族が知らないまま困ってしまうことも少なくありません。
でも、どれが自分に使えるのか、手続きはどうすればいいのか…。
そんなときは、遠慮なくご相談ください。
私たちがお話を伺い、状況に合わせて
「安心して暮らせる」ための制度活用を、一緒に考えていきます。

07.
ご家族の方のご相談
ご本人を支えるご家族もまた、悩みや戸惑いを抱えていらっしゃることが多いです。
「どう接していいかわからない」
「一人で抱え込んでしまっている」
そんなお気持ちを、私たちはとても大切に受け止めています。
精神疾患や障がいは、ご本人だけの課題ではありません。ご家族へのケアも行うことで、より安心できる生活の基盤が築けると考えています。
ご希望があれば、他の支援機関との連携もお手伝いしています。
誰かとつながることで、少し心が軽くなる──
そんなきっかけづくりを、私たちも一緒にお手伝いしたいと願っています。
サービスを
利用できる方
訪問看護ステーション スケッチでは、精神疾患や障がいを抱えて暮らす方と、そのご家族を対象に訪問看護を行っています。
原則として
精神科や心療内科
などに
通院中の方
訪問には、主治医による「訪問看護指示書」が必要となりますので、まずはかかりつけの医師にご相談ください。

こんな方からのご相談も
大切にしています
制度に該当しないかもしれないけれど
支援が必要な方
- 通院に至らず、
引きこもり状態が続いている - ご家族だけでの対応が
難しくなってきた - 医療機関へのつながりを持てず、
お困りの方がいる
まずは状況を伺ったうえで、可能な支援方法を一緒に検討
いたします。
サービスについて
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お問合せは
こちら
スケッチでは、ご本人はもちろん、
ご家族からのご相談も
大切にお伺いしています。


直接来所をご希望の場合
事前にご連絡いただければ、ステーションでの面談も可能です。

